浅草寺境内の羽子板出店の様子です。「ときは昭和の三十年代、ぺんぺん」。年末の慌ただしさの中にもゆっくりとした時間の流れを感じます。ありがたい香の煙の「常香爐(じょうこうろ)」では今と変わらず、首に、肩に、頭に、腰に、胸に・・・(おいおい、全部かよ!)煙をかけて「治りますよおうに、良くなりますように」と願かけしています。そう羽子板は、災いを飛ばすなどの謂れがあります。

写真提供:台東区立中央図書館

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